「君の名は」と古典
今回のゼミでは新海誠さんが監督を務めた映画「君の名は」が、古典と関連性を持っていた?!ということについて学びました!
ちなみに僕が「君の名は」を見たのは高校生のときに1回観たぐらいでした!
曖昧な部分もありますが、とても良かったなという印象です!
そんな「君の名は」が古典とどういう関係にあるのか?ということを教えていただきました!
まず、新海誠監督本人が「君の名は」は古典作品からモチーフを得たと発言しています
そして企画書として提出されたのは「夢と知りせば(仮)ー男女とりかえばや物語」と題されたものだったといいます。
これは古今和歌集の小野小町による有名な和歌からモチーフを得たそうです
その和歌とは
思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ
夢と知りせば 覚めざらましを
というものです
これを現代語訳すると
あの人のことを思いながら眠りについたから夢に出てきたのでしょうか。
夢と知っていたならば目を覚さなかったものを。
というものになります
とてもロマンチックですね。笑
やはり昔の人はとてもストレートに感情を表現することに長けていたんだなぁと感じました!
そして今回の古典を学んでいくうえで感じたことがあります
それは言葉にする、文字にすることの難しさです
古典は学べば学ぶほど楽しいし、色んな作品をしることができ、深いところまで行くことができます
しかし、それを自分の言葉で表現すること、古典作品を解説することがとても難しいんだなと感じました
昔の人のように自分の思ったままのことをストレートに表現する。
当たり前のことかもしれないけど、これが自分にとっては苦手なことなので、練習していかなくちゃいけないと考えさせられました
そしてもっと古典の作品を読んで、そして現代の多くの映画や音楽、本を読んで、何か繋がりを見つけてみたいなって思いました
最後に課題です!
「君の名は」のように物語を引用・変奏しながら表現したい内容とは何でしょうか?
ということが問われました!
自分の考えとしては
先程も述べたように、自らの感情を表現することがどれだけ大切かということではないかということがあると思いました
昔の人は「書く」という動作に全ての感情を任せていました
そのためすごくロマンチックなことや、今の僕たちが言うと恥ずかしくなってしまうようなこともストレートに表現しています
このような内にある自分の考えを表に出すことがとても重要なことなんじゃないかな
それを伝えることができる方法として現代では新海誠監督が「アニメ」というツールを使ったんじゃないかな
という考えに至りました
とても難しいです。笑
でも楽しいです!
新海誠監督の過去の作品を見返してみたいと思ったし、これからの作品にも何かあるんじゃないかって思わせてくれるような回でした!
次回も楽しみにしています!
end👋