第3回ワークショップ
今回のゼミ活動は「コンセンサスゲーム」というものをしました!
3人1組で班をつくり、お題について意見を出し合い、1つの答えを出すというものです!
お題は「宇宙からの帰還」
乗っている宇宙船が月に不時着。日の当たっている月面上にある母船とドッキングする予定だったが船は壊れている。母船までの距離は320km。
残されたのは
- マッチの入った箱
- 宇宙食
- ナイロンロープ50m
- パラシュート用絹布
- ポータブル暖房機
- 45口径ピストル
- 脱水ペットミルク1ケース
- 45kg酸素タンク2個
- 月の星座用天体地図
- 救命いかだ
- 磁気羅針盤
- 20リットルの水
- シグナル用照明弾
- 注射器入り救急箱
- 太陽電池のFM受信送信機
の15品目。母船に戻るために、そして生存するために必要なものを検討し優先順位をつける
という内容です!
これはNASAでも実際に行われた試験だそうです!😳
まずは個人の結果です
黒字が僕がつけた順位、赤字がNASAがつけた順位、緑字が順位の差です
この差が大きければ大きいほど危ないということだそう。
僕がつけた順位とNASAがつけた順位の差の合計は73…
周りの人と比べてみると圧倒的でした
まずなぜこんな差が生まれたか考えてみました
僕がまず考えたのは「生き延びる」ということよりも「母船を見つける」ということです
この考えを優先させすぎた結果、生きるために必要な宇宙食や水を下位にしてしまいそれが大きな順位の差を生み出してしまいました。
そして320kmという距離をあまり考えていなかったから「多少食べなくても大丈夫」と思ってしまいました
320kmというと福岡から南に向かうと鹿児島ぐらいまでらしいです
その距離を歩いて移動するなら何日かかるか…絶対食料は必要だと思いました。
そしてグループで話し合った結果がこちら!
差は46。グループの人たちに助けられそうです…
この結果から振り返ってみました!
まずどのグループでも中間の時点での順位の方が、後に出した順位よりも差が少ないということ。
これはとてもびっくりしました!すべてのグループに当てはまることだったので。
中間の時点で「本当にこれでいいのか」と考え直したことが、逆に考えすぎに繋がり差が大きくなってしまったのだと思います
次に「モノ」について話すことがあまりありませんでした
僕たちのグループはまず個人の順位を発表し、その順位をもとに考えていました
道具の用途を自分たちだけで考えてしまい、「これは…だろうな」という勝手な憶測から必要なものを不必要だと思ってしまうことがありました
これは森田先生の話であったように、ユーザー理解ができてないということです。
ユーザーがどんな使い方をして、どんなことに困っているか。
それをするために大切なことが「聞くこと」です
繋げるようになりますがこれが1番できていなかったと思います
上記でもあったように自分たちだけで勝手に想像してしまうことから抜け出すこと。これが重要だと思いました
「模索する力」
(やれることはやったか、こだわったか)
この力をつけることが必要なんだと感じました
ユーザーのことを理解するために徹底的に調べる、質問(インタビュー)する
小さなことでもいいから少しずつこのようなことをすることで、大きな結果に繋がるのではないかと思います!
この考えを大切にしていきたいと思いました!
そして次の活動が前期最後!
少しでも何らかの力をつけて、後期の活動に繋げられるように頑張ります!
end👋