"独自のビジネスモデル"で他社との差別化を

こんにちは!

 

今回、僕が企業研究の対象として選んだのは「株式会社ニトリ」です!

 

ニトリは家具・インテリア用品の企画・販売、新築住宅のコーディネート、海外輸入品・海外開発商品の販売事業を行っており、資本金は10億円となっています

 

 

 

 

そんなニトリは1967年12月に「似鳥家具店」として創業されたところからスタートしています

 

ニトリは企業理念を「ロマン」とし、そのロマンを原点に長期的なビジョンを作成し実現を目指しているのです。

 

ニトリのロマンは

住まいの豊かさを世界の人々に提供する

というものです

 

このロマンを原点にビジョンを作成しています

まず1973年〜2002年の「第1期30年ビジョン」と称した期間では「100店舗・売上高1000億円」を実現させるために社員の力を結集させ、全力を尽くすことを企業活動の指針としています

 

そして実際に2003年2月に売上高1000億、12月に100店舗を達成させています!

 

 

さらに2003年〜2032年の「第2期30年ビジョン」では「3000店舗・売上高3兆円」を実現させるために現在も企業活動を行っています

 

ちなみに2020年の業績予想としては、連結売上高6532億円・連結営業利益高1122億円とされています!

 

このコロナによる影響により自宅内のクオリティの向上を図る人たちが増えたため、よりニトリへの需要が高まっていると思います。

なので今回のコロナによってニトリの業績はとても良い方向に動いていくのではないかと僕は感じました

 

 

そんなニトリですが、他にも家具店が存在しているのにも関わらず常にトップを牽引し続けています

 

その要因はなんなのでしょうか?

 

僕は調べていくうちに、「物流」にその答えがあると考えました

 

 

【新たなビジネスモデル"製造物流小売業"】

「住まいの豊かさ」を実現させるためには、誰もが手を出せる価格帯の設定と、その価格帯以上の品質・機能とを両立させる必要があります。

 

そこでニトリは、従来の「製造小売業」という事業モデルに物流機能をプラスした製造物流小売業という独自のビジネスモデルを確立させたのです。

 

まず「製造小売業」とは「SPA」とも呼ばれており、企画から製造、販売までの機能を垂直統合したビジネスモデルのことを言います

 

このSPAに物流機能をプラスさせ、商品の企画・原材料の調達から製造・物流・販売に至るまでの一連の過程を、中間コストを極力削減しながらグループ全体でプロデュースするのが「製造物流小売業」というビジネスモデルの特徴です。

 

ニトリは「品質・機能を伴った価格1/2」を実現させるため自社のバイヤーが直接海外の展示会で調査を行ったり、海外メーカーとの交渉を行ったりして世界中から原材料を調達しています。

 

さらにそこから製造した商品を、全国に広がる店舗へと配送・保管するために物流拠点も独自で保有しています。

これにより迅速な商品配送、商品保管のコスト削減が可能となるのです

 

そして、人々に売るための広告宣伝も「自前主義」で行っています。

 

折込チラシやカタログ、テレビCMといったマス広告について自社の商品企画や店舗運営に携わる部署と話し合いを重ね、ニトリが伝えたいメッセージをどうやって表現していくのかを追求していっています

 

 

現在までには「お、ねだん以上。」というキャッチコピーでブランドの認知を十分に広げることに成功しました

そして今後は「トータルコーディネート」として認知を高めていくそうです!

 

 

 

以上のことからニトリは自社で独自のビジネスモデルを確立させ、徹底したコスト削減を行うことで他社との差別化を実現させることに成功したのだと思います

 

さらにコスト削減を行ったとしても、良い意味でその価格帯に見合わない質の良い原材料を調査、調達することで、高いコストパフォーマンスを実現させていることも強みなのではないかと感じました。

 

 

 

今回の企業研究は以上です!

 

 

 

 

 

 

 

引用

株式会社ニトリ 公式サイト

https://www.nitori.co.jp

ニトリホールディングス

https://www.nitorihd.co.jp

Wikipedia   製造小売業

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/製造小売業

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「メイドインジャパン」を世界に   [企業研究①]

企業研究第1回目として選択した企業は、株式会社「TOKYO BASE」です!

 

この企業は2007年に設立され、「TOKYOブランドに特化したセレクトショップ」としてオープンされたアパレルブランドです!2019年2月末日時での資本金は4億400万となっています!

 

設立当初は「STUDIOUS」として原宿にオープンされ、2008年に株式会社STUDIOUSとなったのです。

 

そして2015年にアパレル業界では最速・最年少となる東京証券取引所マザーズ市場に株式上場をします。これを機に2016年に株式会社TOKYO BASEへと社名を変更しました

 

そして現在は「UNITED TOKYO」や「PUBLIC TOKYO」といった自社ブランドも展開させ、その運営も行っています

 

国内ではもちろん、世界でも注目を浴びているファッションブランドです!

 

 

ではどうしてTOKYO BASEがここまでの企業へと成長したのか。それは徹底された自国での生産生産工場のこだわり従業員への給与制度が要因となっているのではないかと考えました!

 

【徹底された自国での生産】

まずは「メイドインジャパン」に徹底したことです。これはTOKYO BASEの強みとなっているのではないかと思います。設立当初から現在まで、一貫して行っているのです。

「国産」とすることでユーザーに安心というものを提供できているのではないかと考えました

 

 

【生産工場のこだわり】

さらにTOKYO BASEがこだわっていることがありました。それは生産する際に必要な素材に目を向け、その製品ごとに適した場所に工場を置いたり、そこに住む職人に製造を依頼したりしているのです。そうすることにより質を重視した商品を造り出すことが可能となるのです。また、造り出した製品はセレクトショップではなく、直営販売という販売形式をとっています。こうすることで運送費をカットすることができ、高品質ながらも低価格での提供が実現できているのです。

 

他の国内ブランドや、海外のハイブランドの製品は質の高さに加え、さらにそのブランドの価値も相まって高価格になってしまうという場合があるそうです。

そんな「質の高さと価格帯」という世間一般的な定説を覆したのがTOKYO BASEなのです!

僕自身もこのブランドを愛用しているため、僕のような学生でも手を出すことができるようになっています。

このようなことが人気の理由なのではないかと考えました!

 

 

【従業員への給与制度】

TOKYO BASEでは企画、バイヤー、チーフマネージャー、店長、スタッフといった様々な役割を与えられます。

こういった役割ごとに「実績連動型インセンティブ」という制度を設けています。

TOKYO BASEは"結果主義"という文化であり、その文化を体現させるためにこの制度を設けたのです。

 

具体的には

店舗や部署の達成率と役割に応じて支給される予算達成率連動型インセンティブ

 

売り上げを"新規売上"と"顧客売上"に分けて考え、その"顧客売上"を大事とし、リピーターや顧客層を増やし構築しているスタッフを高く評価し、インセンティブを支給する個人実績連動型インセンティブ

 

が存在しています

 

このように社内の従業員のモチベーションに目を向けることでその向上が会社全体の雰囲気を良くし、顧客売上の増加ということへと繋がっていくのではないかと考えました

 

 

今ファッション業界は競争率が高くなっていると思います。

 

プチプラ、デザイン性、デザイナー、インターネット販売…

 

このような選択肢が多様になってきたため、顧客もどれを選べば良いのかわからない状況にあると思います。

 

そんななかで一貫して「メイドインジャパン」にこだわることで、選択肢となるものをわかりやすく顧客に伝えているTOKYO BASEは、現在のファッション業界でも必要とされ続けるのではないかと感じました!

 

 

以上が僕の企業研究の結果です!

 

 

引用

TOKYO BASE 公式HP

http://www.tokyobase.co.jp/#/

TOKYO BASE 公式HP リクルートページ

https://recruit.tokyobase.co.jp/t-box/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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準備期間

夏休みももう終盤に差し掛かってきました

 

暑いのとコロナとの影響で家にこもる毎日です。

運動しなきゃどんどん太っていっている気がしてきました。とても不安です…。

 

 

さて先日、森田先生と自己分析についての面談をしていただきました!

 

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僕が自分でやってみた自己分析はこんな感じでした!

ピンクの線は満足度を表したものです

 

先生と話してみて思ったのですが、自分は役割を与えられている、そしてその役割を果たしている場合に満足度が高くなっていました。逆に大学生になってからはあまり役割を与えられていないことが多く、少しずつ下がっていっています。

 

 

 

この面談から学ぶことができた僕の課題は「行動スピード」です

このブログを書いている今も少し遅かったなと反省しています。

計画的になるのは良いけれどそれを行動にしないとなにも意味がないということを知ることができました

 

 

そして、「何か与える人間になりたい」と思っていました。

その要因として、周りのゼミメンバーがインスタ等を利用して新しいことを始めていることがありました。それによって自分のなかで焦りが生まれてしまい、その時の感情で「自分もインスタのアカウントを作りたい」と思ってしまっていたと今振り返ってみて感じました。

 

そしてそれから1週間で自分は今何をすべきかを考えました

 

自分は与えられた役割を長期的にやり続けることができるということが武器になっているのでは?と考えました。

その役割を堅実にやり遂げることができることが強みなのではないかということです!

 

 

そして僕が今やるべきことは企業研究、そしてインターンシップを通して自らの可能性を探し出すということだと思いました!

 

 

よってこの期間で僕がやっていくと決めたことは

・企業研究をブログに書く

・受けたインターンシップについてブログに書く

 

ということです!

 

そして森田先生から「与えられたことを堅実にやる人」の欠点を教えていただきました!

このタイプの人は、どこかに正解があるとおもいがちだったりする場合があるそうです。

例えば、「こう聞かれた場合、どう答えるのが正解か」というようなことを考えがちになってしまう。

 

就活ではそのパターンで考えてしまうと泥沼にハマってしまうので気をつけようということを教えていただきました!

 

さらに大抵の人は変わらない方が楽だから変化がない環境を好んでしまう。企業としては変化への対応をどこも迫られてるのでそこもよく考えてみるように言われたので、そこも気をつけていこうと思います!

 

 

 

このことに気をつけて、自分を見つめ直す準備期間として頑張ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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古典に参加する

今回のゼミではあの有名な「源氏物語」の続きを考えよう!という内容でした

 

 

まず源氏物語は3部構成となっていて

 

 

 

 

【1部】

源氏の出生から、准太政天皇になるまで

【2部】

源氏の老いと死

【3部】

源氏の死後、次世代の息子たちや孫たちが宇治を中心に繰り広げる物語

 

 

 

という内容となっています!

 

 

ゼミの時間では続きを考えるため最も新しい3部の内容についてお話をしていただきました!

 

 

3部の内容は

 

 

光源氏と女三の宮の息子?柏木と女三の宮の息子?(まずここから複雑…。)である「薫」と、ある女性「浮舟」の恋愛についてでした!

 

 

薫との関係を断ち出家した浮舟と、また浮舟と話がしたい薫。

 

 

これはドラマのような話だなと思いました笑

 

 

そして話はハッピーエンドか?!バッドエンドか?!と気になるところで話は終わってしまいます

 

なんとも言えない気持ちになりました…

 

よく読んでいる小説や観るドラマはちゃんと終結まで描かれていることが多いため、何だか物足りないなと思ってしまいました

 

 

 

しかしどうやら当時、源氏物語を読んだ人たちも同じ気持ちの人が多かったようです笑

 

 

そんな薫と浮舟の関係がスッキリしないことを不満に思った読者がなんと続きを自らの想像で書いたそうです。

 

 

それが「山路の露」という作品です

なぜこのような作品を書いたのでしょうか?

 

僕自身の考えは「関係性に不満を持った読者は、書きたいという気持ちが強すぎたから」

というものでした

 

 

そして横山先生が理由としてこのようなものを挙げられていました!

挙げられていたのは

  →浮舟を自分と重ね合わせていた紫式部

  →救いを求めていた?

  →紫式部を救いたい!

       →山路の露を書いた

というようなものです

 

 

 

そして今回のグループワークのテーマとして

 

「3部の続編を書き継ぐならどのような作品にするのか」

 

というものが与えられました

 

 

僕たちのグループは、たけるくんと財前さんと1つ上の先輩の塔村さん、という4人1組のメンバーでした!

 

僕は、紫式部が自らを浮舟に置き換えて、助けを求めていたことからハッピーエンドにした方がよいという考えに至りました!

 

そして以下がグループ全体で考えた話の内容です!

 

浮舟が強い意志から薫に会えず(しかし気持ちは薫にあり)、もやもやと手習いをしていたところ、夢に小○小町のような人物が登場。現代的な恋愛価値観を浮舟に諭し、浮舟は薫に会うことを決断。そこにちょうど、以前から薫の手紙を預かり浮舟を読んでもらおうと薫からの手紙を浮舟に届けていた浮舟の弟が再登場。浮舟はこれは最後のチャンスだと感じ、薫に返事を書いた。するとそれを読んだ薫が浮舟に会いに来る。そして2人は互いの気持ちを確認し合う。

 

というように離れ離れになった2人は、最終的に結ばれるというハッピーエンドにしました!

 

最初は出家を進めたお坊さんが浮舟に、薫に会うように話をする。という内容でした

 

しかし「心が弱っていた浮舟に対し、出家を進めたお坊さん自身が出家を辞めさせるようなことは言わないだろう」

と考え、時を超えて「小○小町」 という人物を夢に登場させることにしました!

 

しかし横山先生から、その後の本当の話を教えていただきました

 

実際には浮舟はそのお坊さんから諭され、薫に会いに行った。という内容でした!

 

惜しかったです!

なんでお坊さんを選択肢から外したんだぁぁあ!という気持ちになりました笑

 

 

このように

源氏物語」・絵巻は、読者や研究者、時代や絵師によって再生産される

ということを学ぶことができました

 

このような行為を横山先生は

古典に参加する

とおっしゃっていました

 

作者だけでなく、周囲の人々が作品を語り継ぎ、時代を超えて1つの作品を作る

そのストーリーに社会的状況が反映され、自らが影響を受けたことも反映される

 

 

これが古典に参加する行為であり、古典を学ぶことの良さなんだなと僕は感じました

 

 

 

 

そして最後にもう1度、「古典を学ぶとは?」という問いをかけられました

 

僕がこの数回に渡って古典に触れたことで考えたことは

 

価値観を広げる

 

ということなんじゃないかなということです!

 

とってもシンプルにまとめてしまいましたが、これは自分1人だけじゃ成すことは不可能だと思ったのでこの考えを出すことにしました!

 

 

様々な社会、その社会での規則、そこで生活を送る人々の考え、価値観。

 

それがあればあるほど自分自身の考えに深みを出すことができると思います

 

その材料の1つとしてあるのが「古典」なんだなと今回までのゼミを通して感じることができました!

 

 

 

またいつか古典に触れることがきたらいいなぁと思いますし、自分から触れていきたいなと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「君の名は」と古典

今回のゼミでは新海誠さんが監督を務めた映画「君の名は」が、古典と関連性を持っていた?!ということについて学びました!

 

ちなみに僕が「君の名は」を見たのは高校生のときに1回観たぐらいでした!

 

曖昧な部分もありますが、とても良かったなという印象です!

 

そんな「君の名は」が古典とどういう関係にあるのか?ということを教えていただきました!

 

まず、新海誠監督本人が「君の名は」は古典作品からモチーフを得たと発言しています

 

そして企画書として提出されたのは「夢と知りせば(仮)ー男女とりかえばや物語」と題されたものだったといいます。

これは古今和歌集小野小町による有名な和歌からモチーフを得たそうです

その和歌とは

 

思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ

夢と知りせば 覚めざらましを

 

というものです

これを現代語訳すると

 

あの人のことを思いながら眠りについたから夢に出てきたのでしょうか。

夢と知っていたならば目を覚さなかったものを。

 

というものになります

 

とてもロマンチックですね。笑

やはり昔の人はとてもストレートに感情を表現することに長けていたんだなぁと感じました!

 

 

そして今回の古典を学んでいくうえで感じたことがあります

 

それは言葉にする、文字にすることの難しさです

古典は学べば学ぶほど楽しいし、色んな作品をしることができ、深いところまで行くことができます

 

しかし、それを自分の言葉で表現すること、古典作品を解説することがとても難しいんだなと感じました

 

昔の人のように自分の思ったままのことをストレートに表現する。

 

当たり前のことかもしれないけど、これが自分にとっては苦手なことなので、練習していかなくちゃいけないと考えさせられました

 

そしてもっと古典の作品を読んで、そして現代の多くの映画や音楽、本を読んで、何か繋がりを見つけてみたいなって思いました

 

最後に課題です!

 

「君の名は」のように物語を引用・変奏しながら表現したい内容とは何でしょうか?

 

ということが問われました!

 

自分の考えとしては 

先程も述べたように、自らの感情を表現することがどれだけ大切かということではないかということがあると思いました

 

昔の人は「書く」という動作に全ての感情を任せていました

そのためすごくロマンチックなことや、今の僕たちが言うと恥ずかしくなってしまうようなこともストレートに表現しています

 

このような内にある自分の考えを表に出すことがとても重要なことなんじゃないかな

それを伝えることができる方法として現代では新海誠監督が「アニメ」というツールを使ったんじゃないかな

 

という考えに至りました

 

 

とても難しいです。笑

でも楽しいです!

 

新海誠監督の過去の作品を見返してみたいと思ったし、これからの作品にも何かあるんじゃないかって思わせてくれるような回でした!

 

次回も楽しみにしています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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感情の表現

今回のゼミでは「古典」を勉強しました!

 

高校ぶりです。本当にお久しぶりです。

 

古典と言われると、高校のときのすごく怖い先生を思い出します…。

「はい!これは!?何の助動詞?!遅い!」

と怒られながら、ものすごいペースの速い授業にしがみつきながら勉強をしていたのを思い出しました。笑

 

そんな古典を大学生になった今、改めて勉強しようということで、どんな内容なんだろう?先生どんな人が来るんだろう?と思いながら待っていました!

 

ゲストとしていらっしゃったのは大阪工業大学の横山先生でした!

とても優しく、わかりやすい解説をしてくださりとても安心しました!

 

では、内容について書いていきたいと思います!

 

まず最初に

みんなにとって古典ってどんなイメージだった?

という問いがありました

 

僕は先程書かせていただいた思い出があり、古典に対してあまりポジティブな考えを持っていませんでした

他の人たちもひたすら単語を覚えていたり、寝ていた人もいたりしていました笑

 

そして次に

私たちが古典を学ぶ理由

として横山先生が例を出してくださいました

その例とは

  • 純粋に楽しいから。好きだから
  • ストーリーの楽しさ。昔の人と繋がる感覚
  • 日本のアイデンティティとして

などでした

しかしこれらはなんとなく古典を学ぶうえで芽生えてくる気持ちかもしれないと感じました。

最後に出てきた例が一番「お、これは初めて聞くぞ」と思いました

それは

現在を逆反射する。近代を相対化できる装置

として学ぶということです

古典の世界に触れることで「あたりまえ」が「あたりまえ」ではないことに気付く。現在僕たちの住む時代の「常識」を古典を学ぶことで疑う。

 

ということを仰っていました

 

これを聞いて僕が真っ先に浮かんだのは、前々回のゼミの内容であった「哲学の鎧を取り除くための問い」です

 

哲学によって得た知識はなかなか取り除くことができない。知った後は、知る前に戻ることが難しい。

 

でもその鎧を取り除く鍵となるのが「問い」です

この問いは「あたりまえ」だと思っていた土台を踏み外したときに生まれるものです

 

ということは、古典の世界に触れることで、その「あたりまえ」を踏み外す、すなわち土台を疑わしく思う。という経験をすることができるんです!

 

古典を学ぶことで哲学の欠点を克服することができるんじゃないか?!って思いました!

 

 

そして次に「徒然草」の序段を読み、不思議だと思うところは?という問いをされました!

僕はこの文自体は高校生のときに読んだことがあったのですが、当時は何気なく読んでいただけだったので、違和感がないことが定着してしまい、今回読んでみてもあまり不思議と思う箇所が見つかりませんでした…。

 

横山先生は、「硯に向かひて」とい箇所に注目されていました!

たしかに紙に向かわず、机に向かわず、硯に向かって何をするんだろう?と言われてやっと気付くことができました

 

この文の意味を調べるための参考として、似ている表現の作品を調べて使い方を知るという方法が挙げられていました

 

資料として様々な作品が取りあげられており、一つの動作でも作者によって色んな解釈があるんだなということを感じました

 

さらにたくさんの作者が有名作品から影響を受けて、自分なりに作品を書いているんだなと思いました

 

そしてこの「影響を受ける」ということは現代に生きる人も関係しているということを学びました

 

米津玄師さんのlemonが「レモン哀歌」を引用しているということが今回の内容では述べられていました!

これは初めて聞いたことなのでとても驚きました!

現在活躍しているアーティストも何かからインスパイアを受けて、それをもとに発信しているんだなと感じました

 

そして僕が今回の古典を学んで最もすごいなぁと感じたことは

古典の世界に生きている人の感情表現の豊かさ

です

これは高校生のときに学んだ作品を振り返ってみたり、今回の資料を読んだりして感じたことです

 

現代に生きる僕たちは、自分の感情をさらけ出す場として電話、SNSという多様なツールが存在します

それは自分に合った場で感情を表現できるという利点はあるけど、逆にツールがありすぎて選べなくなってしまい、感情を内に秘めてしまいがちな人もいます

 

しかし古典の世界に生きる人は、「書く」ということしか感情を表現するツールがないため、それに全ての想いを乗せていたんじゃないかなって思いました

色んな作品を見ていると、こんなロマンチックなこと言うの?!ってぐらいのことを書いていたり、そんな怒ってるの?!って思う表現があったりしました

 

 

今回の古典を学んでいくうちに、昔の人の「書くこと」への価値観を知ることができました!

 

 

また次回も楽しみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コミュニティの在り方

今回のゼミでは先週に引き続き、哲学を勉強しました!

 

まずは前回の内容を振り返り、須長先生の考え等を教えていただきました!

 

 

AとBを簡単にまとめたスライドを見て、ざっくりとした内容を復習することができました!

 

 

そして前回の問いに対する須長先生なりの回答を教えていただきました!

 

1つ目の問いに関しては、差別・逆差別・カウンターは攻撃衝動のあらわれであり、われわれは「差別はいけない」というメタ差別のなかにある。

 

2つ目の問いに関しては、差別はしてしまってしも仕方がない。しかし一生責任を負うことや、自らが差別してないか常に管理することが正しい訳ではない。差別に気づいたときに改善する、ということに寛容になるべきである。

 

ということを述べられていました

 

「差別」というのは僕たちのなかで、常に高いレベルに存在しているため、その「差別」との付き合い方が自らの価値となるんじゃないかなって感じました!

 

 

そして今回もテーマのもと哲学対話を行いました!

 

今回のテーマは

 

1.われわれは自分が愛着を持っているコミュニティに対して、他の人も同じように愛着を持っていてもらいたいと思ってしまうのはなぜか?そして、その気持ちは持っていて良いものなのか、それとも制御すべきものなのか?

 

2.怠け者のB君を、「人間として」尊敬しなさい、という教師の言葉は、なぜ問題なのか?

 

というものでした!

 

グループは前回同様、林くんと奥薗さんとの3人でした!

 

2人ともどんどん自分の思ったことを発言していたのですごいなぁと感心していました…笑

 

今まで人の意見を聞いて自分の意見を固めていっていきがちだったので、これからは自分から発言することをやっていかないといけないなって反省しました!気をつけて次はやってみたいです!

 

ここでは自分の意見を書いていきたいと思います!

 

まず1については

他の集団に対して敵対心を持っていて、対抗するために自らの集団を拡大させたいという気持ちがあるから

という答えがでました

 

愛着のある集団だからこそ、他の集団に劣っていたくない。同じ愛着を持ってもらうことで集団の規模が拡大し、同じ目標を持って活動することで、集団としての力も向上する。そうすることで他の集団との差別化をはかることができる。

 

こんな感じのことを思っているんじゃないかなって考えました!

 

さらにグループで対話を行なっていくなかでとても納得のいく意見を聞くことができました

それは

他の人にも愛着を持ってもらうことによって、自分が差別されるのを防ぐ防衛心があるから

という考えです

確かに同じ愛着を持った仲間同士だと、的外れなことを言う人はいないし、自分の考えも共有しやすいです。そしてなによりもそこで信頼が生まれるのがとても大きいのではないかなって思いました

 

そしてこの気持ちは持ち続けるべきだと思います!

 

そうしないと集団同士の高め合いがなくなってしまう感じがして、その集団の質も下がってしまうんじゃないかなって思ったからです!

 

 

次は2です!

このことに関しては

人間としては尊敬しなさい、でもその他の項目では尊敬しなくて良いです。というような裏付けがあるように思ってしまうようなことを言っているから

というものです

 

「人間として」尊敬しなさい。

他のことに関してどう思っているのかは言った教師本人にしか分かりません。

 

 

しかし、他のことに関してどう思えば良いのか子供たちは考えることが難しいし、大人たちは僕の意見のように裏付けがあるのではないかと考えてしまいます。

 

たしかにB君はA君と比べてしまうと、世間一般的な「良いこと」には外れてしまうかもしれません。

それでもB君はB君なりに自らの道を進んでいます。

きっとA君にはできない何かがB君にはできます。

それを尊重することも大切だし、正すことも悪いことではないと思います。

 

B君を「人間として」尊敬するのではなく、B君の「考え」を知り、尊敬することが大切だと思いました

 

 

コミュニティ内での他人との価値共有、コミュニティの中の仲間とどう接していくのか

 

今回のゼミではそんなコミュニティの在り方を考えさせられました!

 

 

 

 

 

はっきりとした答えはでませんでしたが、これが僕の考えた問いに対する意見です!

 

 

 

次回のゼミも頑張ります!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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